開設50周年記念特別展 アルプスと海をつなぐ栂海新道 ~大縦走路の軌跡~(2021/07/22~9/26)

開設50周年記念特別展 アルプスと海をつなぐ栂海新道 ~大縦走路の軌跡~(2021/07/22~11/30)

糸魚川は、2009年に日本で初めて世界ジオパークに認定された豊かな自然が残る地域です。

小野健氏の所属していた「さわがに山岳会」は、1966年から栂海新道の整備を始め、6年後の1971年に全線開通させました。

今まで登山道のなかった朝日岳から親不知まで、日本海の海抜0mから白鳥山(1,286.9m)、犬ヶ岳(1,592m)を経て朝日岳(2,418m)を結ぶ北アルプス最北部の縦走路「栂海新道」を切り開いたのです。

2021年は、栂海新道が完成してから50年目の節目の年となります。これを記念し、フォッサマグナミュージアムでは、小野健氏の業績をたたえ栂海新道を中心とした糸魚川の山展を開催します。

この企画展を契機に、糸魚川の山をより楽しむにはどうすれば良いのか、これからの登山道整備をどのように進めていけば良いのか、といった糸魚川の山の活用と整備の将来について、多くの関係者と考える機会を設けていきます。

特別展PV第3弾「アルプスと海をつなぐ栂海新道 ~大縦走路の軌跡~」

VR登山体験

開催概要

会期
2021年7月22日(木曜日・海の日)~11月30日(火曜日)
場所
フォッサマグナミュージアム研修室・ふるさと展示室
開館時間・休館日
9時~17時(16時30分入館終了)
見学
無料
主催
糸魚川ジオパーク協議会 ジオサイトの魅力発信事業実行委員会、フォッサマグナミュージアム
共催
栂海岳友会
展示協力
大町山岳博物館、小野紀久子
後援
環境省信越環境事務所、新潟県糸魚川地域振興局、市立大町山岳博物館、新潟大学理学部、上越教育大学、公益財団法人 日本山岳会、一般財団法人 全国山の日協議会 、一般社団法人 立山黒部ジオパーク協会 、一般社団法人 糸魚川市観光協会、海と日本プロジェクト i n 新潟、糸魚川山岳連盟、中部山岳国立公園糸魚川協議会、NHK新潟放送局、朝日新聞新潟総局、読売新聞新潟支局、毎日新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、 新潟日報社、北日本新聞社、信濃毎日新聞社、株式会社上越タイムス社、株式会社モンベル、山と溪谷社 (以上、敬称略)

講演・展示会情報

展示解説「山の相談室」

時間
7月25日(日)、8月1日(日)、8月15日(日) 10:00~12:00、13:00~15:00
場所
フォッサマグナミュージアム研修室
内容
糸魚川の山に関する疑問・質問や特別展の展示内容について市学芸員と地元山岳団体の会員が説明します。
参加
無料

記念講演会「糸魚川の山の魅力を語る」

時間
7月22日(木・祝)13:30~16:00
場所
フォッサマグナミュージアム ホール
内容
「焼山の魅力」
樋口 善栄さん(焼山愛好会)
「岳人の憧れ‼ 栂海新道の魅力」
靏本 修一さん(栂海岳友会)
参加
無料
申込方法
電話または以下のホームページからお申し込みください。
ロゴフォーム
※電話の受付は10:00~16:00です。
申込期間 7月2日(金)~7月15日(木)※定員40人
(申込多数の場合は抽選となり、参加できない方には7月17日までにご連絡します。)

企画展示「栂海新道写真展」

時間
7月10日(土)~10月30日(日) 9:00~17:00
場所
青海総合文化会館(きらら青海) 2階 画廊きらら
内容
栂海新道を切開いたさわがに山岳会の故・小野健会長が撮影した写真を展示します。
見学
無料
問合先
フォッサマグナミュージアム 025-553-1880

木地屋の里共同企画・特別展 「白馬岳登山黎明期と木地屋集落」

時間
7月24日(日)~10月30日(日)の土日 9:00~16:00
場所
木地屋の里 文化センター栃の木
内容
大正から昭和にかけて、木地屋集落は、白馬岳を含む北アルプスへの登山口として栄えました。その当時の登山者名簿、記録写真などを展示します。
見学
無料
問合先
文化振興課文化財係 025-552-1511
糸魚川登山マップ
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栂海新道登山ガイド
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