ミュージアムの役割

フォッサマグナミュージアムは、ヒスイや糸魚川-静岡構造線などジオ(地質)資源に恵まれた、鉱物・岩石・化石と日本列島の成立ちが分かる博物館です。

概要

フォッサマグナミュージアムは平成6年(1994年)4月25日に糸魚川市の美山公園にある奴奈川の郷(ぬなかわのさと)に開館した石の博物館です。
その後、平成27年3月9日に展示内容を全面的にリニューアルしオープンしました。
常設展示室を6つのエリアに分け、糸魚川を代表する美しい鉱物「ヒスイ」や日本列島が誕生した際の大地の裂け目「フォッサマグナ」(ラテン語で大きな溝)などをポイントに、地質の時代経過に沿って地球が育んできた自然環境や資源の恵み、また、その一方で人々の暮らしに脅威となる地震や火山、地すべりなどの自然災害について学ぶことのできる内容となっています。
大地の物語を見て・読んで・触れて・考えるなどの体験を通して、地球(糸魚川)の歴史を深く学んでください。

設置の目的

地域に根ざす「地域博物館」として、フォッサマグナの成立や人間と地球史とのかかわりを示す資料を収集・保管・展示し、あわせて調査研究及びその成果の普及をとおして、糸魚川ユネスコ世界ジオパーク活動の推進や市民の教育・学術及び文化の発展に寄与することを目的としています。

名称フォッサマグナミュージアム
Fossa Magna Museum
所在地〒941-0056
新潟県糸魚川市大字一ノ宮1313  
電話 : 025-553-1880
FAX : 025-553-1881
開館、リニューアル1994年4月25日
2015年3月9日 リニューアルオープン
資料点数約2,000点(ヒスイ 約700点)
展示室常設展示室
プロローグ : ヒスイ峡      
第1展示室 : 魅惑のヒスイ
第2展示室 : 糸魚川大陸時代
第3展示室 : 誕生日本列島
第4展示室 : 変わりゆく大地
第5展示室 : 魅惑の化石
第6展示室 : 魅惑の鉱物
敷地面積敷地面積 約7800㎡、延べ床面積 2,700㎡、常設展示室 940㎡