新潟大学理学部サイエンスミュージアムで看板の上掲式と大学との意見交換会を実施しました
新潟大学理学部とフォッサマグナミュージアムは、博物館の設立構想以来、博物館の運営や糸魚川-静岡構造線の断層露頭(フォッサマグナパーク)の改修計画、ヒスイや化石の調査研究活動など多くの分野で連携しています。2020年7月7日には、「新潟大学理学部と糸魚川市教育委員会との連携に関する覚書」が締結されており、2020年11月28日に調印された「サテライトミュージアムに関する申合せ書」は、この関係をさらに深化させる内容となっています。
2022年8月19日、新潟大学理学部サイエンスミュージアムにてフォッサマグナミュージアムとの連携を記念した看板の上掲式が行われました。上掲式には、新潟大学理学部から大鳥範和理学部長、松岡篤理学部サイエンスミュージアム館長が参加し、糸魚川市から米田徹糸魚川市長、靏本修一糸魚川市教育委員会教育長、竹之内耕フォッサマグナミュージアム館長のほか学芸員3名が参加しました。セレモニーの後、博物館同士の連携強化や今後について意見交換会を実施しました。
糸魚川市は、ユネスコ世界ジオパークに日本で最初に認定された地域の一つであり、多様な人的・地質的資源を持ちます。当館と新潟大学理学部サイエンスミュージアムが連携することで、より一層の交流が進み、研究活動によって新たな糸魚川の魅力が発見されることが期待されています。